第98回ロービジョンケア北海道

平成30年6月9日(土)13:00~16:00
札幌市視聴覚障がい者情報センター2階大会議室で開催されtateishiとハナちゃんで参加しました。朝、旭川駅に着いて切符を買う前にトイレによって、トイレを出たら駅構内で視覚障がいの方でお手伝いが必要な方は駅係員にお申し付け下さいとアナウンスが流れていて、タイミングのよさにびっくりしました。
駅で視覚障害者に対してそういうアナウンスが流れるようになって旭川駅凄いなあと思いました。
また改札口から列車の座席まで駅員さんに手引きを頼んだら今まで何回か対応してくれた事のある駅員さんで僕の事を覚えていたようで、顔なじみになっていていい感じで対応して貰いやすかったです。
改札口の中にあるエレベーターを乗り継いてホームに出て、座席まで手引き誘導して下さりました。
札幌に着いたら駅員さんが座席に迎えにきてくれて改札口まで手引きをしてくれました。
いつもだと改札口の中に通じるエレベーターを使って改札にむかうのですが、エレベーターが混んでいたようで、改札口の外につながるエレベーターを使って改札まで手引き誘導して下さりました。
札幌に住んでいる視覚障がいの友人と改札前で合流し、札幌駅地下のいきつけのサンローゼという喫茶店に向かいました。
ちょうどよさこい開催期間中だったので駅は人が多かったですがハナちゃんは人をよけながら、僕の指示に従ってお店まで誘導してくれました。
お店に着くと店員さんが僕とハナちゃんの事を覚えていて、いつも座る席に案内して、ハナちゃんが足元で過ごしやすい様にスペースを作るのに椅子を1つ外して席を用意して下さいました。
ミートスパゲティーを注文しました。
持ってきて下さった時にテーブルのどこに何を置いたのか説明して下さり、タバスコを10滴かけてほしい事を伝えるとかけてくれました。
スパゲティーを食べる時麺をフォークですくって、そのフォークをスプーンにあててくるくるフォークを回し麺を巻き取って食べると食べやすい事を盲導犬協会の生活訓練を受けた時に教えて貰ってからそれを実践して食べていて、うまく食べられました。
食べ終わってお店を出て、地下鉄南北線札幌駅から大通駅まで行き、大通り駅で東西線に乗り換えて西18丁目駅で降りて会場にむかいました。

今回は当事者、家族、支援者含めて48名が参加していました。
最初は自己紹介で自分の目の見え方、近況について話をし、その後休憩に入りました。
ハナちゃんのまわりに参加者がよってきてくれて色々お話をする事ができました。
休憩の後は情報提供があり、その後グループや近くの席の方と自由に話をしました。
自分と同じ年に盲導犬を持たれた岩見沢の盲導犬ユーザーが近くに座っておられて、久しぶりにお互いの近況や盲導犬についての情報交換が出来、楽しかったです。

ロービジョンケア北海道が終わった後、札幌のメンバーと札幌駅地下のいきつけの銀座ライオンに夕食を食べに行きました。
お店に着くと店員さんが僕とハナちゃんを覚えていて、ハナちゃんが足元で過ごしやすい席に店員さんが案内してくれました。
店員さんがメニューの説明をしてくれたり、持ってきた食事をテーブルのどこに置いたなど説明してくれて凄く食事しやすかったです。

食事が終わったら札幌駅改札で手引きを頼むと、まずホームまで誘導して下さって、ホームで待っていると駅員さんが列車に先に乗り込み席を確保してくれ、その後ホームに迎えに来てくれて、席まで誘導してくれました。
席の前が車いすがとめられるように広く空いたスペースがあり、ハナちゃんがすごく楽に足元で過ごせるようになっていて快適に旭川まで過ごす事が出来ました。
旭川に着くと駅員さんが席まで迎えに来て下さり、凄く丁寧に道順を説明して下さりながら改札まで誘導して下さりました。
改札を出てからタクシー乗り場までハナちゃんに指示を出しながら誘導して貰い、タクシーに乗って家に帰りました。
ロービジョン北海道で色々な人と話が出来たり、ロービジョンケア北海道以外でも色々な人と関わって凄く優しさ、繋がりを感じた1日でした。
今日会った全ての人に心から感謝です。
来月またロービジョンケア北海道に行くのが今から凄く楽しみです。

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