【ありがとうございました「2025グッドデザイン賞」受賞】
[パーソナルバリアフリー型パラスポーツ支援]
医産学民連携「それぞれの障害状態や欲求に合わせ身近に楽しめるパラスポーツ支援システム開発」

パーソナルバリアフリー型パラスポーツ支援
酸素ボンベを携行しマスク吸引する重度障害者が車いす等に座ってスポーツする姿はまだ稀な光景と言える。近年、世界規模でパラスポーツ用具の開発が進展する中で、旭川大雪圏域の医産学民メンバーによる「多様な身体障害に対応する高度自律型スポーツ支援シス...
旭川大雪圏域内外の皆さまと積み重ねてきた取り組みを評価して頂きました。
これからもこの取り組みをリードしてくれる医療チームの皆さん
仲間たちと一緒に対話と実践を大切にして前進します。

審査委員の評価(原文のまま)
本プロジェクトは、重度障害児者の「自ら操作し楽しむスポーツ参加」を可能にする点で、従来の介護者・介助者が主導するパラスポーツ支援を大きく前進させている。障害ごとの個性や成長段階に応じて設計された用具やシステムは、単なる汎用品ではなく一人ひとりの個別性への対応を具体化したものであり、障害支援とデザインの統合として高く評価できる。また、医産学民の連携により安全性やリハビリ効果を踏まえた開発が進められており、地域に根ざしつつ国際的な知見を取り込む柔軟なデザイン体制も特徴的である。量産よりも一人ひとりに合わせた試作を重視する姿勢は、共生社会におけるスポーツに対するアクセスのあり方を刷新している。



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