できるためにはどうするか 「小学校訪問Vr2」

前回小学校にお邪魔しました こちらのブログで紹介

車いすのigarashiとmatsunami、全盲のおーちゃんがスポーツ体験や講演で自分達の事をお伝えました。

1週間、子供達は「みんなでできるスポーツ」を考えててくれました

そして、1週間後

いよいよ子供達が考えたスポーツを一緒に体験する日

大会規定

体育館で行われました。

玄関まで子供達が数名迎えに来てくれました。

igarashi matsunami おーちゃんの3名を迎えに行きたい!

ということで、じゃんけんで勝った選抜メンバーがお出迎えに来てくれました

「迎えに行きたい」という人が多く手を挙げ、じゃんけんで決着を。

この時点で感動です。

【入場】

体育館の入口が空くと

ステージ前に子供達が整列してました。

体育館が学校の1階、2階どちらからも入ることが出来き、

先に校長先生にご挨拶させていただいた自分達3人は、2階から体育館へ。

体育館の2階から入ると、もちろん階段を降ります。

降りている最中、先生がアナウンス「igarashiさん matsunamiさん おーちゃんの入場です」

子供達が拍手をする。

約80名に見守られながら、体育館の階段を下り、指定の場所に待機する

【オープニング】

合唱

子供達を正面に、ピアノの伴奏が始まる

全員で「風になりたい」を合唱

何も言われず、拍手で出迎えられ、指定の場所に案内され、

歓迎の歌

この時点でびっくりして泣きそうになっている自分達。

小学生に歌を披露してもらう

【大会規定】

131106m9

ステージには、

igarashiさん matsunamiさん おーちゃん VS 南小

と書かれていた。

今回、どんなものを用意してくれたかまったく聞かされていない

VS 南小 ? これは対戦かっ!

そういえば、入場から考えてみると、某番組に似ている!笑

かんがえたなぁ~と感心!

大会規定の発表

本大会は「VS南小オリジナルスポーツ法」に基づき、参加者全員が楽しむことを

ねらいとして実施する

「できないからあきらめるのではなく」

「できるためにどうするか」の精神で運営する

【ルール説明と協議】

5年生2クラス 各6チームに分かれ

ゲストチームとして対戦させていただきました。

競技数も豊富で6競技

みんなで一生懸命考えてくれました。

igarashi、matsunamiは車いす

おーちゃんは全盲

みんなが楽しめる競技にする為には?

車いすに乗って、アイマスクをする!

車いすガイド

レース1戦目は、igarashiガイド アイマスクをしたmatsunami

なんと・・・・子供達に負けた。

車いす障害物レース

車いすに乗って、アイマスクをする。難しい 笑

声のガイドでゴールを目指すレース!

2戦目は・・・・・なんと ガイド者おーちゃん!

つまり、両方目が見えないもの同士の最強タッグ!

これは2位 笑

そのような競技が何種目か考えてくれていました。

ざっと紹介します

アイマスクをしてボーリング

サッカーボールを転がし、ペットボトルを倒す

ガイドが手をたたき、そこに向かってボールを転がして点数競います

ボーリング

音だけを頼りに、目的の場所までいくタイムアタック

(ルール細かく書くと言葉で説明つきません 笑)

アイマスク

目隠しで、じゃんけんをする

声を掛け合いながら対戦相手を探し、じゃんけんをするが、

アイマスクしているので、勝敗は、相手の手を触って確認!

負けたら、肩につかまって勝った人の後ろに着く

この写真は、matsunamiがあっさりじゃんけんに負けた・・・ということ。

じゃんけん大会

借り物競争

車いすバージョン

借り物競争 車いす版

借り物競争

アイマスクバージョン

借り物競争 アイマスク

大縄跳び

大縄跳び?車いすの人は?目の見えない人は?と思いました 笑

アイマスクの人と、ガイドがコンビを組んで、手を取り合い一緒に飛びます

車いすの自分達は??

そう!縄をまわす!笑

igarashi 、matsunami できるかな?と不安でしたが、

ジャンプ仲間が、「しゃがんでジャンプ」

腰に悪いけど、工夫次第でできる。

力のないigarashi

握力のないmatsunami

お互い工夫して、「縄」を短くして回せるようにしたり

工夫して乗越えました

大縄跳び

チームの合計点数で勝敗を競うということで

なんと・・・・自分達ゲストチームが勝利!

優勝させていただきましたが、

本当にどれも工夫された競技

たった1週間で、子供達は6種類の競技を考えてくれました。

本当にうれしいです。

先ほどの話に戻ると・・・・

「できないからあきらめるのではなく」

「できるためにはどうするか」

99%できない事あります。

でも、一緒に楽しむ為にはどうしたらいい?

この「一緒に楽しむ為にはどうしたらいい?」

この言葉と、この考え方。

みんな・・・・忘れてきてないですか?

小学生のころは、自分もできていたし、仲間も一緒に考えてくれました。

社会にでるにつれ、この考えは薄くなっている気がします。

どっぷりつかってしまったら、もう考える事すらできなくなると思います。

何も思いつかないと思います。

頭の柔らかい小学生に気が付かされました。

一緒に考える大切さ。

一緒に楽しめる大切さ。

どっぷりつかってはいけません。

無理!と言わず、一緒にできる方法を提案していかなければ、

社会に置いて行かれてしまう気がしませんか?

南小のみんな

ありがとう

5年生のみんなと

コメント

  1. daichan より:

    すごく良い企画ですね!
    こういう事が普通に考えられるようになっていけばいいよね!
    自分もこういう考えをもって仕事が出来るように頑張るよ!

  2. igarashi より:

    daican>自分達も頑張ります!すごくいい企画でした。考えた社協の方や小学校の先生方がすごい!